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しし座の銀河を撮る [天文]

もう2年も前の話ですが、「2012 DA14」という小惑星が、地球のすぐ側を通過しました。アストロアーツのサイトで、その写真が多数投稿されていたのですが、しし座にある3つの銀河のすぐ側を通過して行く写真が印象的でした。写真の撮影データを見ると、東京都で撮影されたものもあり、「東京で銀河が撮れる?しかも300mmクラスで!」と、わくわくしたのを覚えています。あれから2年…。ようやく重すぎる腰を上げ、撮影にトライしました。

2014-04-28-02.JPG
狙うは、しし座の後ろ足の付け根付近にある3つの銀河。M65、M66、そして、NGC3628です。
かすみでしし座の姿もろくに見えない中、標準レンズでしし座の辺りを撮影しながら、目指す足の付け根の特徴的な星の並びを中心に調整しました。そして、望遠レンズに交換。アイソンやラブジョイ彗星と違って、相手は視直径も小さく暗い天体。本当に撮れてるんだろうかと疑念に思いながら、10秒〜20秒で40枚ほど撮影。1時間も撮影していて(その半分は、目標空域探しでしたが)、いい加減飽きたので帰宅。ステライメージ6での画像処理に挑戦したのでした。

2014-04-28-01.JPG
で、画像処理したのがこれ。写ってる!気のせいと思われないくらいには…。NGC3628も、うっすらですが、右上がりに傾いているのが分かります。ISO1600、10〜20秒の露光時間のRAW画像を合計40枚、ベイヤー配列でダーク補正付きで読み込み。特に何もしないまま、RGB変換。加算平均でコンポジット後、周辺減光の処理をして、あーでもない、こーでもないと、レベル補正とトーンカーブ修正。
クリックで拡大します。

2014-04-28-03.JPG
カメラのプレビューではよくわからない中、右側の、特徴的な星の並びだけがたよりでした。写るんなら、もっと気合い入れてピント合わせるんだった…。でも、これが限界。なんで、無限遠にピント合わせるのに、こんなに苦労しなければならないんだろう…。昔のレンズって、メモリが付いてたのに。

2014-04-28-05.JPG
15秒露出のRAW生画像(縮小してjpegにしてるので、厳密には生じゃないですが)。コンポジットすげー!銀河が浮かび上がるどころか、画像も滑らかになってるし。去年撮ったラブジョイ彗星も再挑戦してみようかな??

2014-04-28-04.JPG
岩手県奥州市で撮影したしし座。1分ほど露光しています。これくらい空が暗ければなー。というか、この時撮影すれば良かったのに!(まー300mmで撮れると思ってなかったので。実家にも赤道儀とモータードライブはありますが…)

そうそう、ビクセンのGP2ポータブル赤道儀で自動ガイドしながら撮りました。固定撮影じゃ、何枚重ねようと、面白くないので。
おおぐま座の子持ち銀河M51も撮れるかも…。M65、66が9等台、視直径8〜10分なので、それよりわずかに明るいし大きいから…でも、腕は無理かも。航空祭専用と化してる500mmのレンズもありますが、重すぎてポータブル赤道儀の限界超えちゃうんですよね。超えたらどうなるんですか?と、ビクセンに聞いた事があって、すぐ壊れる訳じゃないけど、精度が悪くなるぜ、との回答をもらってるんですが…自己責任で挑戦というところですかね。目標に正確に合わせるのが大変ですが(ズームだけど最短150mmだった気が…ちょっと厳しい)。

-- 追記 --
去年の12月のラブジョイ彗星を40枚コンポジットして、いろいろ補正。うーん…。ピントが少し合ってない画像も混ぜ込んだし、なんだかなー。尾は少し分かりやすくなったかな程度。かぶり補正とか、デジタル現像とかやりましたが、土壺にはまって行く…。
2014-04-28-06.JPG
彗星の動きを基準にしてるので、星が流れてます。

去年画像処理した物。こちらは15枚ほど。
2013-12-12-01.JPG
こちらは恒星基準にコンポジット。枚数が少ないので、影響はさほどないはず。

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