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「空の中」読了 [書籍]

有川浩の「空の中」を読み終わりました。
「やっと読み終わったー」と言うのが、正直な感想。面白かったし満足しましたけどね。500ページ以上の大作なので、疲れました。もっとも、「大人のライトノベル」を自称するだけあって、読みやすかったです。

有川浩という作家を知ったのは、前回のエントリに書いた、「妖精作戦」シリーズをネットで調べていてでした。その中で、よく「レインツリーの国」という本が引き合いに出されるので、試しに読んでみました。それが有川浩初体験。薄い本でしたが、読むのに苦痛を感じてしまいました。
そこでやめることもできたのでしょうが、「レインツリーの国」を探している時、どこの本屋でも有川浩の本が多数平積みになっていて、興味をそそられました。
Amazonで幾つか調べてみて、『航空自衛隊』『UMA(未確認生物)』という奇妙な組み合わせの本書が気になりました。このブログで未確認生物の話はしてませんが、かなり好きなジャンルの話なのです。航空自衛隊は言うに及ばず……。

こういう本がよみたかったんだー、と、喜んだのですが……。
大人側主人公二人に感情移入できず、苦戦。
女パイロットは誰彼構わず喧嘩吹っかけてるし、パイロット以前に、人としてどうなの状態。事故調査員の男は、やたら軽いし、未知なる物体を前にしてもちろちろ異性を気にして、リアリティに乏しい……。
子供側主人公の描写は、非常に細やかで、すっと感情移入できたんですけど。
世界情勢の描き方も非常に荒い。何で東京を核攻撃しようとするのか、発想が飛躍しすぎ。

欠点はありますが、面白かったのは事実。でなきゃ、読了なんかしてないですから。
文庫書き下ろしのパートは、すごくいい話なんですが、完全に蛇足かな……。
有川浩と言えば、「甘だるい恋愛話」が有名らしいですが、本書はそれほど気になりませんでした(大人男主人公には辟易しましたが)。

勢いにまかせて、「海の底」も読み始めました。こちらは海上自衛隊+UMA。
Kindleで読みたかったんですが一冊も電子書籍化されていないのが残念。

ドラマ「空飛ぶ広報室」の原作者も有川浩だったんですね。ドラマは観てませんでしたが、原作本を何と無く見つけていましたし、J-Wing誌でも特集されてましたので、知識としてはあったんですが……。Amazonで改めて見て、「ああ、あの本の作者だったのか」と、今更ながら認識した次第です。


空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: 文庫



「妖精作戦」シリーズ読了 [書籍]

久々の記事です。
3月の彗星観測以来、何もしていませんでした。何かはしてたけど、ブログネタにするにはどうかなと悩み続けて現在に至るという感じです。
どうでもいい近況は置いておいて……。
今回は文章のみ。写真はありません。

笹本祐一の記念すべきデビュー作、「妖精作戦」シリーズ4冊をようやく読み終わりました。
ここ何年も、本を読んだと言えば、コンピュータの技術書ばっかりで、ここは、久しぶりにSFでも読んでみよう!と、ハヤカワのSF文庫を物色していました。「そう言えば、東京創元社なんてあったな。SFもいっぱいあったっけ」と思い出し、東京創元社のコーナーに移動しました。すると、目に飛び込んできたのが、「妖精作戦」シリーズ。
うわー懐かしー!懐かしすぎるー!となりましたよ。でも読めるかな……しかも結末知ってるし。1冊700円オーバーだし……。と、躊躇しましたが、しばらくフィクション慣れしてない自分にはちょうどいいかと思い、結局4冊まとめて買ってしまいました。
自分が「妖精作戦」シリーズに触れたのは、中高生の頃(94年の復刊時ではなく、84年の初版から1、2年後)です。当時、強烈なインパクトを与えてくれた書でもあります。

あらすじは、他に任せます(おいおい)。
簡単に書くと、ある少女が超能力を持ってるがゆえ異星人と戦う超国家組織に連れ去られ、それを奪還せんとする同級生の活躍を描くSFドタバタアクションストーリーです。
……って書いてて、恥ずかしくなってきますな。

早速1作目から読み始めました(初めて読んだ時は、1作目を最後に読んだ)。
しかし、読んでいて赤面してしまいます。何度も読むのを中断しました。これ、本当に読めるかなと不安になりました。当時中高生だったとは言え、よくもまぁ、こんな文章をむさぼるように読んでいたものです。いや、小僧だったから読めたのかな?
その独特なセリフ回しや文体にようやくなんとか馴染んでくると、そのスピード感にぐいぐいと引き込まれ始めました。あの当時と同じように。とにかく勢いがすごい。あまり上手とは言えない文章も、80年代当時のアニメキャラのような形容しがたい台詞も、勢いに任せて振り回してきて圧倒されてしまいます。

勢いに圧倒されながらも、1作目「妖精作戦」読了。大団円で面白かった。読み切った事で、シリーズ全部読む自信が付きました。
2作目「ハレーション・ゴースト」。一番懐かしく、一番読んでて恥ずかしかった(読んでた当時自分が何をしていたか思い出すので……)。
3作目「カーニバル・ナイト」。まさしく起承転結の「転」。印象に残りにくいけど……。
4作目「ラスト・レター」。物語も終焉を迎えます。

「今」という時代になって知ったんですが、「ラスト・レター」は一部で伝説として語り草になっているらしいですね。驚きました。
「ラスト・レター」をいつ読んだのかは、厳密には覚えてないですが(中学卒業前なのか、高校入学後なのか)、あまりの出来事に、「ここまで連れてきて、そりゃないだろー!」となったのを今でも覚えてます。
オヤジと呼ばれる年代になり、知っている結末をこうして読み返しても、気持ちはほとんど変わりませんでした(精神的に進歩がない……?)。記憶が新しく付け加えられた分、やるせなさが大きくなっています。

それまで、アクションコメディタッチで勢いよく進めてきたのに、最後数ページで暗転、突然挟み込まれる「死」。そして、誰一人として幸せになることのない結末。

「このラストがあったから、今も語られる名作になった」と人はいいますが……。名作なんて言われなくてもいいから、大とは言わなくとも団円にして最後まで楽しませてほしかったと、読んでいた当時を振り返ると思います。

さて、この本、今の若い人が読むのかな?読めるのかな?と思ってしまいます。
昔を懐かしがるオヤジ世代に向けての復刊だったのかなと邪推してみたり(表紙は今風ですが……あからさまに萌えっとしてないし)。
現に、面白い!と言ってるのは、ある程度齢を重ねた年代からで、若くなるに従い、「たいしたことない」「これを読まなくても、もっといい本がある」と言ってる気がするんですが、どうなんだろう。
まぁ、微妙に人に勧めづらい本ではありますな。
自分は楽しく読めましたが……(結末以外)。


妖精作戦 (創元SF文庫)

妖精作戦 (創元SF文庫)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2011/08/30
  • メディア: 文庫



ハレーション・ゴースト (妖精作戦 PARTII) (創元SF文庫)

ハレーション・ゴースト (妖精作戦 PARTII) (創元SF文庫)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2011/12/20
  • メディア: 文庫



カーニバル・ナイト (妖精作戦PARTⅢ) (創元SF文庫)

カーニバル・ナイト (妖精作戦PARTⅢ) (創元SF文庫)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2012/03/22
  • メディア: 文庫



ラスト・レター (妖精作戦IV) (創元SF文庫)

ラスト・レター (妖精作戦IV) (創元SF文庫)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2012/11/29
  • メディア: 文庫



懐かしのアドベンチャーゲームブック [書籍]

どうして「今」になって探そうと思ったのか覚えてないんですが、アドベンチャーゲームブックのことが頭から離れなくなり、アマゾンで駄目元で検索してみました。

そうしたら、懐かしのアドベンチャーゲームブックたちが復刊されてるじゃありませんか!で、即注文。今日届きました。

ファイティング・ファンタジー「火吹山の魔法使い」

ファイティング・ファンタジー「火吹山の魔法使い」

  • 作者: スティーブ・ジャクソン, イアン・リビングストン
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2005/03/26
  • メディア: 文庫

まずは、ファイティングファンタジーシリーズから、確か、これが第1巻目じゃなかったかなぁ、「火吹山の魔法使い」を注文。僕が中学生の頃、FFと言えば、ファイナルファンタジーでも前輪駆動車でもなく、このファイティングファンタジーシリーズだったんですよねぇ。本屋に行くと、ずらりと20冊くらい?並べられてて、今度はどれをプレイしようか迷ったものです。
でも、「火吹山~」は遊んだかなぁ。。。覚えてないです。
ついでに、「火吹山のムチ使い」って単語を思い出したんだけど、なんだっけ?(・・・ほんとは詳細に思い出したけど割愛・・・)

暗黒城の魔術師―グレイルクエスト〈01〉

暗黒城の魔術師―グレイルクエスト〈01〉

  • 作者: ハービー ブレナン
  • 出版社/メーカー: 創土社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本


ドラゴンの洞窟―グレイルクエスト〈02〉

ドラゴンの洞窟―グレイルクエスト〈02〉

  • 作者: ハービー ブレナン, フーゴ ハル
  • 出版社/メーカー: 創土社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本

一番再プレイしたかった、J・H・ブレナンの「なんとか」シリーズも復刊されてました。シリーズ全部買ったけど、捨てちゃったんですよね・・・。部屋がせまくて。。。(泣
で、新しく「グレイルクエスト」なるシリーズ名で復刊。まだ2巻目までですが。
届いた2冊を、恐る恐るページをめくると、遊んでた当時そのままの、鉛筆で描かれた恐ろしくもユーモアのあるイラストが!!ああ、こんなのいたっけ!、とか、出た!詩的魔人!!・・・などなど。ともかく、挿絵がとても味が出てていいんです。新しく追加もされてるらしくて、すごく楽しみ。
ところで、このシリーズ、ブラックユーモアというのかなぁ。とにかく死にやすいので、つまらんと思う人もいるみたいで、万人にお勧めはできませんね・・・。
ところで、ちゃんと全巻出してくれるんでしょうねー。現在で2巻までということは、最近復刊になったのかな??

ちなみに、数年前に、「トンネルズ&トロールズ」のルールブックやガイドブック、一人用シナリオなどを見つけて、即買ってしまいました(捨てずに何冊か残してたんだけどボロボロになってたもので)。そういや、まだ遊んでないや。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の初級者用ルールブックと一人用シナリオブックも押入れに入ってます。
懐かしいなぁ・・・。
テーブルトークRPG専門誌、「ウォーロック」も毎月買ってたっけ。実家にあるはずなんですけど、多分捨てられてしまってると思う・・・帰省しても見たこと無いから。
いやぁ、ほんと懐かしい!

なんか、DSとかPSPとかPS2からは一度離れて、それらのゲーム楽しみたいんですけど・・・サイコロってどこ行けば売ってるの??特に多面体サイコロとか。Cのプログラムで作れば簡単なんだけど・・・やっぱりサイコロは念を込めて振りたいじゃぁありませんか!


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月の記憶(上下巻) [書籍]

久々に書籍紹介。。。つい最近購入した本です。

月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈上〉

月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈上〉

  • 作者: アンドリュー スミス
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 文庫


月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈下〉

月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈下〉

  • 作者: アンドリュー スミス
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 文庫

でも、実はまだ読んでません。
自分の中にある、アポロ計画の宇宙飛行士(つまりヒーロー)像が瓦解されるような気がして、読もうと思っても読めない。
あ、もちろん、離婚率が高いとか、宗教に走ったとか、いろいろな後日談は知ってますけどね・・・。

アポロ15号船長のデイブ・スコットの部分を少しだけ読んだけど、「『アポロ13』と『人類月に立つ』のテクニカルアドバイザーとして「ちょっと」表に出てきた(だけ)」とかあって、デイブ・スコット自身の自著伝で書かれてる通り「演技指導はおろか、編集や脚本にまで首を突っ込んだ。ハリウッド(ロン・ハワードとか、トム・ハンクス)とのつながりができた」とか、そういう表舞台は「月の記憶」であっさり・・・というか、ばっさり切られてしまってるのにちょっとした不快感を持ってしまいました(『アポロ13』とか『人類月に立つ』のメイキングにも出てきて、すごくかっこいいこと言ってるのに)。
なんか、無理に遠い記憶のかなたの人物にしたがってるような感じで。
第3者の目から見るとそう受け取っても仕方ないのかもしれませんが、自分的にはちょっとね・・・。

アポロ計画や、宇宙飛行士像を思い描くなら、自著伝のほうが、おあつらえ向きかも。。。

アポロとソユーズ―米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実

アポロとソユーズ―米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実

  • 作者: デイヴィッド スコット, アレクセイ レオーノフ
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本


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「はい、こちら国立天文台-星空の電話相談室」 [書籍]

はい、こちら国立天文台―星空の電話相談室

はい、こちら国立天文台―星空の電話相談室

  • 作者: 長沢 工
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 文庫


図書館からハードカバーのを借りて、途中まで読んでいました。
返した後何年かして、文庫で登場。面白い本です。
天文学の本ではありませんが、雑学的に知識も貯まるかな?

国立天文台の広報室にかかってくる電話でのやりとりの応酬が面白い。
「分からないことがあったら、まず自分であらゆる手段で調べてみる」
こんな基本的な(人間としての特質?)ことができない人が多いんだなぁと実感。
身の回りにもいるでしょ?誰かにやってもらわないと、何もしないものぐさなのが。

電話してくるだけ、まだマシなんでしょうけど、冒頭で、科学よりオカルトを
いとも簡単に信じてしまうことを嘆いています。最近では、アポロ捏造を
信じちゃってる人からの電話なんかも多いんでしょうか。聞いてみたいなぁ。

まだ途中までしか読んでませんけど、面白いのでお勧め。
特に、酒を片手にのんびりと。


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