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結局・・・ [天文]

なんとか安めにEOS Kiss X2を入手できました(まだ届いてないけど…)。
モードダイヤルが取れてるけど、模型・ラジコン趣味から道具は沢山あるから。
Kiss DNのローパスフィルタ撤去は未だ実行せず。
もうへとへとで…休んでるのになんだろう?
ま、あれほどの事が長期間に渡って続けば、頭のネジが10本ぐらい飛んでもおかしくない。

愚痴はともかく…。

前回マルミのカットフィルターを紹介しましたが、安物買いの銭失いになりそうなので
IDAS LPS-D1
http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/idas-lpsd1-mfa.html
を導入の方向で考えています。

3倍近い値段ですが…。しかし、他の機材に(自分の場合Canon派なので)
取り換えたりできるし、値段以上の実益(時間も含む)が得られそう。
マルミのフィルターも「特性が似ている」らしいのですが、やっぱり全然別物ですよね…。
37mmがあれば「冒険」しようって物ですが、52mmは嫌がらせとしか思えない…。
※自分にとっては・・・です。

あと、小物をちょこちょこと。
Kenkoのリバーシブルマウントプレートをもう1個購入(1個目は実家)。
ビクセンのマルチプレートの3分の1の値段だし、拡張性もあまりないけど
自分には一番合ってる。安いし工夫次第。丈夫で軽い(これが重要だったり)。

ピント合わせが難しいので、ギアを組み合わせどうにかできないかと
アマゾンを探索しましたが、ミニ四駆に一時期夢中になってたので、
内径2mmのベアリングとギアがいっぱい…。
模型の「複製」で、レジンの塊が大量にあるので、ツマミ程度の部品なら
自作も可能(レジンは塊は強いけど細いと簡単に折れるし脆い)。

いやはや、多趣味が一つの物に繋がっていくとは。
「お金」「時間」の面ではよろしくないですけどね…。
じゃぁ無趣味でいろっていうのも、違う気がするし。
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悶々と・・・ [天文]

「このブログ」は、ほぼ活動停止宣言状態だったのですが…。
ま、ネタにはなるかなと思って。

自分の「3つ目のソネブロ(プラモブログではない、もうひとつの…)」で吐き出してる
以上の暴言書いてるし、長いので注意。



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直焦点撮影に挑戦 [天文]

すごい久しぶりの更新です。ネタがないわけじゃなかったのですが、
いろいろと忙しくて…。

さて、2016年のGW実家に帰省した際に、天体の直焦点撮影に挑戦しました。
今まで惑星の拡大撮影しかやったことがなく、直焦点では大して写らないだろう。
オートガイド環境構築も未完成で、5秒も露光できないだろうと思ってたのですが…。

子持ち銀河 M51
2016-05-29-02.jpg
1分の露光で、これしか流れてませんでした。これを見た瞬間、すごい、直焦点やれる!
と、気分が高揚したのでありました。
(トリミングしてますけど。以降の写真、すべてトリミングしてます)

回転花火銀河 M101
2016-05-29-01.jpg
10枚の30秒〜1分露光のjpeg画像をコンポジット。
実家に持って帰ったWindowsノートPCが非力で、10枚程度しかコンポジット
できませんでした。
RAWでやりたかったんですけど、ステライメージ6.5が、Kiss X7iのRAWに対応してなくて
コンポジットできませんでした(できたとしても、非力すぎて開けるかすら怪しい…)。
ちょっと画面の下の方に導入してしまって、下手に動かすと見失いそうだったので、
そのままにしました。
これを撮る頃には、星像がかなり流れていたのですが、それについては後ほど。
東京で、300mmで撮ろうとしたのですが、淡いのと空が明るすぎて、全く撮れませんでした。

アレイ星雲 M27
2016-05-29-03.jpg
中学生の頃、先輩の赤道儀で、目盛り環を使い導入して眼視したことがあります。
こんな色で、こんなでかかったか…。
そんなに露光時間を長くしなくても、明瞭に写ってくれました。

リング星雲 M57
2016-05-29-04.jpg
天体観測を始めて間もない頃、中学1年の時に、初めて星をたどって見つけた星雲。
これのおかげで、その後天体観測にどっぷり浸かることになった思い出深い星雲です。
小さいですが、しっかり、露光時間をかけなくてもリング状に写ってくれました。
おっさんになった今、こうしてカラーでまた見られたことに感動。
(眼視だと、なんかモノクロに見えるんですよね)

球状星団 M13
2016-05-29-06.jpg
ピント合わせがうまくいってないですが、撮影されたその姿に感嘆しました。

以前挑戦した獅子座の3銀河もこの通り。これはトリミングしていません。
2016-05-29-05.jpg
筒先が街灯方向を向いていたのと、高度が低く、また、どうも電線が間に入ったようで、
こんな写真しか撮れませんでしたが、今後の撮影に期待が膨らみます。

撮影機材
2016-05-29-07.jpg
もはや製造が終わってしまったビクセンのGP2赤道儀、R150S鏡筒、STARBOOK type-s。
オートガイドのためのガイド鏡を、強引に同架。
ガイド鏡は、アマゾンでKenkoの安いのを買いました。でも口径は6cmあります。
余計な三脚とか、ほとんど役に立たないPCで画像を見るための装置がなければ、
もう少し安くなったと思うのにな…。
微動マウントは、金をかけました。ガイド鏡より高いです。頑丈。でも重い。
この辺は、金をかけた方が良いです。
レールと、R150Sとは、ホームセンターでちょうどよさそうなアングルプレートを
探して、1mmのゴム板を滑り止めにして取り付けています。
不細工な見た目に反して、頑丈に取り付けられています。

webカメラを分解、ガイド鏡のアイピースが、あまりに粗雑なので、
これ幸いにと、金属の取り付け部分だけいただきました。
ccdのカメラが欲しいんですが、windows7以上64bitのドライバがないので、
cmosで我慢してます。3〜4等星くらいまでは写るんじゃないかな…。
2等星でもかなりビカビカに写ってます。
2016-05-29-08.jpg
ミニ4駆のタイヤ、水道のパッキンを利用して、撮像素子が中心にくるようにしてます。
会心の出来…と思ってますが…いろいろ問題あり。

フリーのガイドソフト、GAGP1のためのリレーボックス。
USB-IOの入手が面倒だったので、手軽に手に入る、秋月電子のUSB-IO(Aki)を
使いましたが、これが苦労する羽目に…。
2016-05-29-09.jpg

撮影中の様子。
2016-05-29-10.jpg

オートガイド撮影は失敗に終わりました。
ガイドを始めると、ターゲットの星を追いかけようとして、望遠鏡が暴れる始末。
(暴れるといっても、画面上のことで、本体はごくわずかに動いただけですが)
その後、ガイド停止で終わり。
回路、ソフトのセッティング、その他もろもろが原因のようです。
アパートにもGP2の設備があるのに、正月からGWまで調整をさぼってたせいです。
ま、あの回路のままでは、どっちにしろだめだったかも。
(USB-IOドライバのDLLまで改造して秋月電子のに合わせたのですが…)

その後、やっぱり、最初はお手本からちゃんとしたものをと思い、
テクノキットのUSB-IOキットと基盤一式を注文して作り直しました。
ついでに、オミットしたカメラのシャッターコントロールも、Kiss X7iなら大丈夫と設置。
2016-05-29-11.jpg
無駄にでかくなったので、タッパーにでも格納しようかと思ってます。
(小型のケースに入れてみたら、軽すぎて、コードに持ち上げられたりしましたし…)
ソフトも、iAGに変更しました(回路設計もiAGのページにあった物を再現)。
コードがのたうってますが、ピンを差し替えるだけで、いろいろ接続を変えられるように
なっています。望遠鏡側のモジュラージャック部分だけにピンヘッダを使うだけに
すれば良かったと、後から後悔。
動作確認のLEDは、夜は意外にまぶしすぎるので、キャップをかぶせてます。

去年の暮れに買ったXiss X7iとのシャッターテストもばっちり。
2016-05-29-12.jpg
実験のため仮で適当な電線使ってますが、柔らかくて長いシールドケーブルに変える予定。
どうしてX7iを購入したかというと、ステラショットのためなんですな…。
高いし、まだSTARBOOK typs-sに正式対応してないので買ってないですが…。

ここで掲載した以外にも、オートガイドは早々にあきらめて、中高生の頃に、
探しても見られなかった銀河や惑星状星雲を撮りまくりました。
M81,M82のカップリング、ふくろう星雲などなど…。
突然の台風並みの突風でノートPCが吹き飛ばされるアクシデントもあったし、
出来上がった写真はピントが合ってなかったり、カメラ取り付け時に
微妙に撮像素子が斜めになってたりと、散々な出来上がりでしたが、
その姿を捉えられたことでも今回は十分に満足です。

ただ、ひ弱な三脚のため、重量に耐え切れなくて、かなりヤバイ状況です。
千葉でGP2を購入した時は、三脚が頑丈な物にアップデートされたので、
夏休みには搬送する予定です(お盆休み中、満月ですが…)。
また、バランスがちゃんと取れていなくて、最初のM51こそ1分も露光できてますが、
(カメラの性能も良くなり、ISO3200でも、いい絵が撮れるようになって、露光時間を
短くできました。昔ほどではないにしろ、ノイズは出るので、もっと落としたいところ
ですけど…)
だんだんと、30秒でもかなり流れるようになってしまいました。
また、アライメントしても、それがずれてしまって、天体の導入精度もかなり
悪くなりました。
頑丈な三脚、そしてバランス、それが良ければ、ダメダメと言われてるGP2赤道儀でも
かなりいい写真が撮れる環境になってきてるんじゃないでしょうか。

あと、車の免許を取って何年にもなるので、もっと山に近い、暗い場所に
望遠鏡を持っていきたいですね。
場所の選定も何箇所かできてます。後は、新月時に実家に帰れるか、
晴れてくれるか…。

何にしろ赤道儀はバランスが重要だと実感できました。
バランスと言えばガンリュウ、ガンリュウと言えばバランス。
2016-05-29-13.jpg
「バランスよく赤道儀を組み立てたか?いい加減な調整じゃ、後々苦労するぜ」

天文宇宙検定3級合格 [天文]

去年の話ですが、天文宇宙検定なる物の3級を受けまして、合格する事ができました。
※一部加筆修正

言葉は悪いですが、糞難しい問題が出る割に、何の役にも立たない検定です。
プラネタリウムに勤務できるとか、何か天文宇宙関係の就職に有利になるとかは全くありません。
女の子にモテるようになるとか、体重が減るとか、必殺技が出せると言う事もありません。

合格率は、3級に限って言えば、今回は60%、通常50%です。
天体観測の役に立つこともほとんどないです。
(天体望遠鏡の操作等、そっち方面は、4級っぽいですが、格下です)

50分で80問。考える余裕すらない。
3級は中学生程度とされていますが、
「中学生程度の読解力と、公式」が必要というだけで、
大学ですら習わない事がバンバン出てきます。
意味のない問題も多い。
バーナード星やケンタウルス座アルファ星の距離を暗記することに何の意味があるのか。
研究者でも、記憶だけでやらずに、チャートを確認するだろうに。
寅の刻が現在で何時かなんて、落語家や落語ファンしか使わないよ。
惑星の名前を使ったお笑いグループはどれか?なんてふざけるのも大概にしてほしい。

公式テキストや問題集にも、問題あり。
やたら高い(検定料も高い)。で、ほとんど役に立たない。
アンケートで、「公式テキストや問題集に何の意味があるのか?」と書いちゃいましたよ。
受けた直後は腹立たしくてしょうがなかった。

点数の7割は、小中高時代に天文関係の書籍を読みまくった成果でした。

まあ、そんな物でも合格できて嬉しかったですけどね。
文句たらたらですけど。
松本零士嫌いだし…。それは置いといても、合格証書、何かしょぼいし…。

合格は何の役にも立ちませんけど、あるとすれば、
お前は何者だ!
と聞かれた時に、
星空博士だ!(エコー付き)」
と答える事ができることでしょうか。

2015-01-07-01.jpg

今年2級受けるかどうかは微妙…。
2級の合格率は、もっと低いです。

2014-10-08皆既月食 [天文]

カメラの電源を切らずにレンズ交換をし、皆既中の写真データが全てノイズになっていたという失態から2年…。待ちに待った日が来ました。
とは言え、早急に終わらせる予定だった仕事が終わらず、会社にカメラと500mmレンズと三脚を持ち込み、仕事を抜け出して撮影に挑んだのでありました。

結論から。
皆既開始数分前に、どんよりとした雲に覆われ…。
ため息をつきながら、あきらめようかと思い、ツイッターを見てると、アストロアーツのアカウントから、天王星が近くにあるとのツイートが。
雲が流れる反対方向を見てると、晴れ間が見えてる。じっと待つこと1時間?
皆既終了10分前に、ついに赤い月がその姿を!

moon-uranus-02.jpg
赤い月と天王星(黄色い矢印の先)。
天王星の撮影も見るのも初めてでした。ツイート見てなかったらあきらめてた。

こちらは、天王星を基準にして、15分間の月の移動の様子。20時18分頃と、20時30分頃の合成。
moon-uranus-03.jpg

遅く流れる雲に、イライラしながらも、ひたすら待った甲斐がありました。

観測を開始してからの画像。60%ほど欠けてます。18時57分頃
moon-eclipse-20141008-01.jpg
月食開始高度が低く、住宅・高層マンション密集地では、18時40分過ぎじゃないと見えませんでした。

この直後、雲に覆われました。天王星のことは頭の片隅にありましたが、ツイートを見るまで、失念。知ってたら、この段階で、もっと月に近づいていた天王星を撮れたのに…。19:23頃
moon-eclipse-20141008-02.jpg

皆既食も終わって、地球の影から出てくる月。20:40頃
moon-eclipse-20141008-03.jpg
この後、再び雲に覆われて、あきらめて会社に戻りました。仕事の残りが待ってたし。

道行く女の人にいっぱい声をかけられたし(おばば含む)、子供には質問攻めに会うし、楽しかったです。どでかいレンズを三脚に構えてたから、相当目立ってたと思う…。
500mmレンズで見る月食は、ちょっとした望遠鏡で観測してる気分で、その神秘的な様子に、ただため息をもらすだけでした。何人かに、カメラを覗かせたり、プレビューを見せたりして、すごく喜ばれたのが良かったです。観測中、「From the Earth to the Moon」のテーマ曲と、「ザ・ムーン」の楽曲が脳内再生されておりました。

しし座の銀河を撮る [天文]

もう2年も前の話ですが、「2012 DA14」という小惑星が、地球のすぐ側を通過しました。アストロアーツのサイトで、その写真が多数投稿されていたのですが、しし座にある3つの銀河のすぐ側を通過して行く写真が印象的でした。写真の撮影データを見ると、東京都で撮影されたものもあり、「東京で銀河が撮れる?しかも300mmクラスで!」と、わくわくしたのを覚えています。あれから2年…。ようやく重すぎる腰を上げ、撮影にトライしました。

2014-04-28-02.JPG
狙うは、しし座の後ろ足の付け根付近にある3つの銀河。M65、M66、そして、NGC3628です。
かすみでしし座の姿もろくに見えない中、標準レンズでしし座の辺りを撮影しながら、目指す足の付け根の特徴的な星の並びを中心に調整しました。そして、望遠レンズに交換。アイソンやラブジョイ彗星と違って、相手は視直径も小さく暗い天体。本当に撮れてるんだろうかと疑念に思いながら、10秒〜20秒で40枚ほど撮影。1時間も撮影していて(その半分は、目標空域探しでしたが)、いい加減飽きたので帰宅。ステライメージ6での画像処理に挑戦したのでした。

2014-04-28-01.JPG
で、画像処理したのがこれ。写ってる!気のせいと思われないくらいには…。NGC3628も、うっすらですが、右上がりに傾いているのが分かります。ISO1600、10〜20秒の露光時間のRAW画像を合計40枚、ベイヤー配列でダーク補正付きで読み込み。特に何もしないまま、RGB変換。加算平均でコンポジット後、周辺減光の処理をして、あーでもない、こーでもないと、レベル補正とトーンカーブ修正。
クリックで拡大します。

2014-04-28-03.JPG
カメラのプレビューではよくわからない中、右側の、特徴的な星の並びだけがたよりでした。写るんなら、もっと気合い入れてピント合わせるんだった…。でも、これが限界。なんで、無限遠にピント合わせるのに、こんなに苦労しなければならないんだろう…。昔のレンズって、メモリが付いてたのに。

2014-04-28-05.JPG
15秒露出のRAW生画像(縮小してjpegにしてるので、厳密には生じゃないですが)。コンポジットすげー!銀河が浮かび上がるどころか、画像も滑らかになってるし。去年撮ったラブジョイ彗星も再挑戦してみようかな??

2014-04-28-04.JPG
岩手県奥州市で撮影したしし座。1分ほど露光しています。これくらい空が暗ければなー。というか、この時撮影すれば良かったのに!(まー300mmで撮れると思ってなかったので。実家にも赤道儀とモータードライブはありますが…)

そうそう、ビクセンのGP2ポータブル赤道儀で自動ガイドしながら撮りました。固定撮影じゃ、何枚重ねようと、面白くないので。
おおぐま座の子持ち銀河M51も撮れるかも…。M65、66が9等台、視直径8〜10分なので、それよりわずかに明るいし大きいから…でも、腕は無理かも。航空祭専用と化してる500mmのレンズもありますが、重すぎてポータブル赤道儀の限界超えちゃうんですよね。超えたらどうなるんですか?と、ビクセンに聞いた事があって、すぐ壊れる訳じゃないけど、精度が悪くなるぜ、との回答をもらってるんですが…自己責任で挑戦というところですかね。目標に正確に合わせるのが大変ですが(ズームだけど最短150mmだった気が…ちょっと厳しい)。

-- 追記 --
去年の12月のラブジョイ彗星を40枚コンポジットして、いろいろ補正。うーん…。ピントが少し合ってない画像も混ぜ込んだし、なんだかなー。尾は少し分かりやすくなったかな程度。かぶり補正とか、デジタル現像とかやりましたが、土壺にはまって行く…。
2014-04-28-06.JPG
彗星の動きを基準にしてるので、星が流れてます。

去年画像処理した物。こちらは15枚ほど。
2013-12-12-01.JPG
こちらは恒星基準にコンポジット。枚数が少ないので、影響はさほどないはず。

ラブジョイ彗星撮影 [天文]

アイソン彗星は、つくづく残念でありました。

ラブジョイ彗星も同じ時刻の東の空に見えてるというので、撮影しようとしたのですが、耐えられないほど眠くて断念する事数日。そのうち天気が悪くなり、やっと12日の未明に撮影に成功しました。
2013-12-12-01.JPG
EOS 40D 300mm ISO1600 15秒×16枚コンポジット。自動ガイド。自動レベル補正にトーンカーブ修正、トリミング。千葉県浦安市近辺にて撮影。
薄いですが、尾も写っています。
近くに目立つ星もなく、導入に苦労しましたが、薄明30分前には姿を捕らえられました。

ピクセル等倍では大きすぎたので50%縮小。
2013-12-12-05.JPG

意味もなく反転させてみたり。尾がはっきりするわけではありませんでした。
2013-12-12-06.JPG

流れ星が写りました。多分。下の人工衛星と角度が似てるのがちょっと気になりますが。
2013-12-12-02.JPG
ツイッターで、よく、流れ星を「彗星」と頑に思い込んでいる人がかなり見受けられるのが残念。

人工衛星も写りました。
2013-12-12-03.JPG
シャッターのタイミングで途中写ってません。

これは11月18日、おとめ座の1等星スピカに接近した時のアイソン彗星。
薄明時、月明かり、薄曇りと、条件は最悪でしたが…。
2013-12-12-04.JPG
これが最後に撮影した姿になるとは。残念無念。

アイソン彗星を捕らえた [天文]

16日未明、大彗星になると期待されているアイソン彗星の撮影に成功しました。

ISON20131116-01.jpg
場所は千葉県浦安市近辺。固定撮影。露出10秒。90mm。
前日の雨模様が嘘のように晴れ渡り、空気が透明で、低い高度の星もよく写りました。
星の配置から、アイソン彗星に間違いないです。
パンスターズ彗星は、西の空で、東京都心の濁った空気を通してでしか見られなかったのに対し、東側海方面を見る感じなので、条件は遥かに良かったです。それでも、公害がひどいですが。

午前4時半頃から捜索を開始したのですが、アークトゥルスをスピカと勘違いして撮影してました。iPhoneに仕込んだアストロアーツのアプリ、iStellerでよくよく確認したら、間違いに気づきました。ようやくスピカを捕らえたのが午前5時。空は気持ち白み始めていて、15秒ほどの露光にも耐えられないくらいでした。
スピカに接近していることもあって、ズームレンズの90mm側でもスピカと一緒に写っていて、確認にはそれほど時間がかかりませんでした。カメラの液晶モニタでは、尾が写ってそうに見えたのですが、気がするだけで、写ってませんでした。残念。

300mm付近までズームした物。
ISON20131116-02.jpg
左隣の星が4等級なので、予報通りの5等級のようです。

アストロアーツのサイトは豆にチェックしていて、思ったように明るくならない事にがっかりしていたのですが、急激に増光したとの情報を見て、撮影しようと試みました。
条件がいい事が重なり、意外にあっさりと撮影できました。公害がひどくて露光時間を稼げないのと、固定撮影のため、尾は写ってませんが…。

ちなみに、17日未明は、こんな状態。
ISON20131116-03.jpg
スピカに近づいているので、より見つけやすく。
この日も早起きしたのですが、東方面が雲っぽい感じだったのと、あまりの眠たさに、断念してぐっすりと寝入ってしまいました。

18日未明は、さらにスピカに大接近。晴れの予報なので、今度はポータブル赤道儀での撮影にチャレンジしたいです。パンスターズ彗星と違って、東側が水平線付近まで開けた所に行くには、自転車をこぎこぎしなければならないのが辛い所…。おまけに、ポータブルとは言え、重たい赤道儀。さらには満月と条件が悪化。あきらめて寝ちゃいたい誘惑にかられてしまいます。

まだ太陽に大接近していない段階での見え方に、期待が膨らみます。近日点通過後は、だんだん高度が高くなり、月の影響もなくなるので、期待できます。
長時間明るい姿が見えているわけではないようなので、パンスターズ彗星ほどではありませんが、それなりに難易度が高いかと思われます。

iPhoneをお持ちの方は、アストロアーツのアプリが便利。詳しくは、アストロアーツのサイトを見てください(回し者ではありませんよ)。

パンスターズ彗星・その2 [天文]

パンスターズ彗星観測・・・6日目?
15日は地平線上に雲が多く、見つけることはできませんでした。

16日、きれいに晴れ渡りましたが、地平線付近はガスが立ち込めてて、無理かなと思いましたが、再捕捉に成功。7x50の双眼鏡では見えず、今回もまた、写真での観測になりました。
やっぱり、空気のきれいな所でないと、光り輝く姿は拝めそうにないです。(いつも登っている公園の築山からは、都内を通して、羽田空港や京浜工業地帯を通して見るような格好・・・)

2013-03-16-01.jpg
EOS40D、300mm、固定撮影2.5秒。RAW画像を、ステライメージ6.5にて、ベイヤー配列で現像。ピクセル等倍。
下手にカラーにするより、彗星らしい姿が見えている・・・と思います・・・。色むらにも見えるけど・・・。
せっかくのステライメージ、ぜんぜん使いこなせていません・・・。現像段階で躓いてる始末で・・・。

とりあえず14枚ほど加算平均でコンポジットして、トーンカーブをあれこれいじってみた物。ベイヤー配列のままコンポジットしても意味がないと思われますが、JPEGでやっても無意味だし、ベイヤー配列からカラーにすると、どうしても緑色になってしまうので・・・。
2013-03-16-09.jpg
ちょっとは彗星らしく見えるかな?
やっぱり空気の澄んだ暗いところに行きたい・・・。

撮影中、航空機が通り過ぎました。
2013-03-16-02.jpg
こちらは、ブログの画像アップロードに容量制限があるので、切り抜いた上に、縮小しています。クリックすると別ウィンドウで拡大します。
「C/2011 L4」とスペースを入れるのが正しいようです。面倒くさいのでそのまま。
追記その2。「PanSTARRS」が正しい。手元の本では「STARS」・・・。

なんだかよく分からない画像ですが、見つけてから25分ほど見えていました。空気のいいところなら、双眼鏡でも楽に見えたでしょうね・・・。やっぱり、遠征すれば良かったかな・・・。とはいえ、車を持っていないので、電車で帰ってこられる範囲に限りますが・・・。

月がだんだん木星とおうし座に近づいています。17日~18日は、月・おうし座・木星の競演が見られますが、天気があまりよくならなそう・・・。
2013-03-16-03.JPG
画像はピンボケです・・・。広角時のピント合わせをなんとかしなきゃ・・・。

2013-03-16-05.JPG
まだまだ細い月。でも、これからはパンスターズ彗星観測に影響が出そうです。

地球照。
2013-03-16-04.JPG

ところで、木星を300mmいっぱいで撮影したところ、奴が現れました。
2013-03-16-06.JPG2013-03-16-07.JPG2013-03-16-08.JPG
ちょっと分かりにくいですが、星の動きと逆に動いてやがります。こけもも:さんのご指摘どおり、レンズフレアですね。
ふぅ・・・。まぁ、新天体とは微塵も思ってませんでしたが、あっさり正体が分かって、ちょっとがっかり。

手元に、とある本があります。あえて書名は隠すとして・・・3月16日のパンスターズ彗星の光度予測、-2.7等・・・。予測は難しいとは言うけれど・・・。やっぱり、騒がれると・・・のジンクス通り??

ついに捉えた!かも・・・ [天文]

パンスターズ彗星捜索4日目。
雨の降った14日、今日もだめかもと思いつつ、外に出てみました。
水平線上には雲が・・・。

細い月を双眼鏡で眺めながら、18時前より捜索。
何度か、「あ!」と思うも、双眼鏡内に反射した光でがっかり・・・。

カメラを適当な空域に向けるも、それらしき姿は写らず。

木星が見えてきた・・・。
シリウスも見えてきた・・・。
ベテルギウスも・・・。

と、次々姿を現す星星に焦りを感じることしばし。
レンズを90mmにして、iPhone用のアプリで方角と角度を再確認。
ついに、これか?という姿が・・・。
下手にカメラを動かすと見失いそうだったので、プレビューを見ながら画角中心に持ってきました。

クリックすると別ウィンドウで拡大されます。
2013-03-14-01.JPG
RAW6枚加算平均コンポジット。

切り取ってみました。
地上風景を入れたかったので、小さいです・・・。右上に写ってます。
星に合わせてコンポジットしたので、地上がぶれています。
2013-03-14-02.JPG
クリックすると別ウィンドウで拡大されます。

300mmに切り替えて、4枚コンポジット。切り取り。
雲を入れたかったので、ちょっと中心から外れてます。
2013-03-14-03.JPG
クリックすると別ウィンドウで拡大されます。

10分以上、霞にぼやけて、カメラを動かした拍子に見失うまで見えてましたから、航空機ではないです。
3枚目の画像から、恒星ではないでしょう。

ああ、もどかしい!
もっとはっきり写ってくれたらすっきりするのに・・・。
たぶん、パンスターズ彗星で間違いないかと・・・。
建物との関係が分かったので、明日晴れれば、もっと早く見つけやすくなるかと思います。
でも、双眼鏡での確認はできませんでした。

本日の月。
月との位置関係から見つけられたようなものの、見えてなかったら、今日もだめだったと思います。
2013-03-14-04.JPG
露光を長めにして地球照を撮ってみました。
ゴーストも出ています。
先日掲載した不思議な写真、ゴーストのようにも思えるんですが、月くらい明るくないと出ないんですよね・・・。謎は深まるばかり。

ぜんぜん話題になりませんでしたが、何年か前のホームズ彗星はすごかったな・・・。尾は見えませんでしたが、望遠鏡で見た姿は、宇宙のクラゲ。
長大な尾を引く大彗星が見たいよ・・・。