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しし座の銀河を撮る [天文]

もう2年も前の話ですが、「2012 DA14」という小惑星が、地球のすぐ側を通過しました。アストロアーツのサイトで、その写真が多数投稿されていたのですが、しし座にある3つの銀河のすぐ側を通過して行く写真が印象的でした。写真の撮影データを見ると、東京都で撮影されたものもあり、「東京で銀河が撮れる?しかも300mmクラスで!」と、わくわくしたのを覚えています。あれから2年…。ようやく重すぎる腰を上げ、撮影にトライしました。

2014-04-28-02.JPG
狙うは、しし座の後ろ足の付け根付近にある3つの銀河。M65、M66、そして、NGC3628です。
かすみでしし座の姿もろくに見えない中、標準レンズでしし座の辺りを撮影しながら、目指す足の付け根の特徴的な星の並びを中心に調整しました。そして、望遠レンズに交換。アイソンやラブジョイ彗星と違って、相手は視直径も小さく暗い天体。本当に撮れてるんだろうかと疑念に思いながら、10秒〜20秒で40枚ほど撮影。1時間も撮影していて(その半分は、目標空域探しでしたが)、いい加減飽きたので帰宅。ステライメージ6での画像処理に挑戦したのでした。

2014-04-28-01.JPG
で、画像処理したのがこれ。写ってる!気のせいと思われないくらいには…。NGC3628も、うっすらですが、右上がりに傾いているのが分かります。ISO1600、10〜20秒の露光時間のRAW画像を合計40枚、ベイヤー配列でダーク補正付きで読み込み。特に何もしないまま、RGB変換。加算平均でコンポジット後、周辺減光の処理をして、あーでもない、こーでもないと、レベル補正とトーンカーブ修正。
クリックで拡大します。

2014-04-28-03.JPG
カメラのプレビューではよくわからない中、右側の、特徴的な星の並びだけがたよりでした。写るんなら、もっと気合い入れてピント合わせるんだった…。でも、これが限界。なんで、無限遠にピント合わせるのに、こんなに苦労しなければならないんだろう…。昔のレンズって、メモリが付いてたのに。

2014-04-28-05.JPG
15秒露出のRAW生画像(縮小してjpegにしてるので、厳密には生じゃないですが)。コンポジットすげー!銀河が浮かび上がるどころか、画像も滑らかになってるし。去年撮ったラブジョイ彗星も再挑戦してみようかな??

2014-04-28-04.JPG
岩手県奥州市で撮影したしし座。1分ほど露光しています。これくらい空が暗ければなー。というか、この時撮影すれば良かったのに!(まー300mmで撮れると思ってなかったので。実家にも赤道儀とモータードライブはありますが…)

そうそう、ビクセンのGP2ポータブル赤道儀で自動ガイドしながら撮りました。固定撮影じゃ、何枚重ねようと、面白くないので。
おおぐま座の子持ち銀河M51も撮れるかも…。M65、66が9等台、視直径8〜10分なので、それよりわずかに明るいし大きいから…でも、腕は無理かも。航空祭専用と化してる500mmのレンズもありますが、重すぎてポータブル赤道儀の限界超えちゃうんですよね。超えたらどうなるんですか?と、ビクセンに聞いた事があって、すぐ壊れる訳じゃないけど、精度が悪くなるぜ、との回答をもらってるんですが…自己責任で挑戦というところですかね。目標に正確に合わせるのが大変ですが(ズームだけど最短150mmだった気が…ちょっと厳しい)。

-- 追記 --
去年の12月のラブジョイ彗星を40枚コンポジットして、いろいろ補正。うーん…。ピントが少し合ってない画像も混ぜ込んだし、なんだかなー。尾は少し分かりやすくなったかな程度。かぶり補正とか、デジタル現像とかやりましたが、土壺にはまって行く…。
2014-04-28-06.JPG
彗星の動きを基準にしてるので、星が流れてます。

去年画像処理した物。こちらは15枚ほど。
2013-12-12-01.JPG
こちらは恒星基準にコンポジット。枚数が少ないので、影響はさほどないはず。

MacでAVRプログラム・その1 [電子工作]

現在メインマシンになっているMac mini(Late 2012)でAVRマイコンの開発ができないかとあれこれ調べ、HIDaspxでどうやらできそうだということで挑戦。
COMポートの付いたWindowsXpデスクトップやWindows2000ノートパソコンもあるんですが、デスクトップは音がうるさく作業が面倒、ノートはいつ壊れるか分からないという事で(起動直後は液晶が真っ赤に染まり、だんだん正しい色に…)、Macでやってみることにしました。
これは、その覚え書きになります。やってみようと思う方は自己責任で。また、AVRを最初から始めるという方は、素直に出来合いのライターを買った方がいいです。幸せになれます。また、UNIXのコマンドを知らないと、かなりつらくなります。
ちなみに、OS X 10.9.1 Merveriksです。現在最新のOS X。無料バージョンアップという甘い言葉に誘われて、つい入れてしまいました。

HIDaspxについて
http://www-ice.yamagata-cit.ac.jp/ken../senshu/sitedev/index.php?AVR%2FHIDaspx

Launchpadからターミナルを起動させておく。

参考サイト
http://www.geocities.jp/doorknov/avr/dev.html

XCodeをAppStoreからインストール。
最新は5.0.2。
コマンドラインツールが必要なので、XCodeインストール後、ターミナルから
$ xcode-select --install
でインストール。
AppleIDを持っていれば、
http://stackoverflow.com/questions/19066647/xcode-5-0-error-installing-command-line-tools
でのやりとり中の「Apple Developer site」からもダウンロード可能。

CrossPack for AVR をインストール。
http://www.obdev.at/products/crosspack/download.html
から
CrossPack-AVR-20131216.dmg
をダウンロード。
インストールしようとすると発行者がどうこうと言われてインストールできないので
右クリックしてメニューから「開く」でインストール(他のアプリのインストール時にも使える。当然、自己責任で)。
/usr/local/CrossPack-AVR-20131216
にインストールされる。
/usr/local/CrossPack-AVR
というシンボリックリンクが張られているので、それでも可。

hidspxのビルド。
参考サイト
http://www.ytsuboi.org/wp/archives/1458

あれがない、これがないと言われるのであらかじめインストールしておく物。
MacPortはインストールせず、直接ファイルをダウンロードして、コンパイルしやすいところに展開した。
普通にsafariでダウンロード、ダウンロードフォルダで展開。
自分のホームディレクトリの適当な所にコピー。
Finderからコピーするには、Finderのメニュー「移動」から「フォルダへ移動」を選択。ホームディレクトリに行きたい場合はダイアログに「~」を入れる。
Finder上から適当なフォルダを作る。例として「work」フォルダを作った。
ターミナルからも、lsするとworkフォルダが見える。その中で作業。

pkg-config-0.28
libusbをビルドするのに必要。
http://www.freedesktop.org/wiki/Software/pkg-config/
からダウンロード。
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
パーミッションがどうこう言われるのでsudoでインストール。

libusb-1.0.9
libusb-compat-0.1.4
http://www.libusb.org
からダウンロード。
libusb-1.0.9からmakeする。逆にするとエラーになる。
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

libusb-compat-0.1.4をmake。
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

いよいよHIDspxのビルド。
http://www-ice.yamagata-cit.ac.jp/ken/senshu/sitedev/index.php?AVR%2FHIDaspx_news02#content_1_1
から
hidspx-2010-0125.tar.gz
をダウンロード。展開後make。
readmeを読んでおく事。
$ make -f Makefile.macos
$ sudo make install

hidspxがインストールされる。
警告が出るが気にしない。
エラーが出る(stdio.hがないとか)場合には、Makefile.macosのオプションを下のようにしてみる。

CFLAGS=-O2 -DUSER_BOOKMARKS -DHIDASP_ONLY -DAVRSPX=1 -DMACOS -DTIME_DISPLAY -I/opt/local/include -L/opt/local/lib
 ↓
CFLAGS=-O2 -DUSER_BOOKMARKS -DHIDASP_ONLY -DAVRSPX=1 -DMACOS -DTIME_DISPLAY


$ hidspx
で確認する。

取り急ぎここまで。足らない所や間違ってるところ、環境によって違うところがあるかもしれません。ご指摘いただけると幸い。
次回はHIDaspxライターの製作。一番楽しい時間です。

AVR再挑戦 [電子工作]

何年か前、AVRマイコンを使った電子工作に夢中になっていました。
左のカテゴリ「電子工作」から、その残骸を見る事ができますが…。

MSXで光学式マウスを使いたいと、去年の今頃、再びAVRに挑んでました。
現在、メインマシンはmacになっておりまして、BootcampのWindows7で、AVRの書き込みができないか悪戦苦闘していました。結果はドライバ周りで惨敗。どうしても、AVRにプログラムを書き込むライターが動作しませんでした。64bitOSの壁は厚かった…。(他にも理由はあるけど)
今年になって、デバイスドライバを使わない、HIDaspxの存在を知り、再挑戦。(いや、前から知ってはいましたが…)
デバイスドライバがいらないってことは、macでもlinuxでもライターが動く可能性があるということ。(実際の動作確認あり)

月曜の平日も休みを取り、格闘すること4日間。そして、仕事帰りにあれこれ考えて5日目。

TAMA:src username$ hidspx -ph -r
Detected device is ATtiny2313.
Device Signature = 1E-91-0A
Flash Memory Size = 2048 bytes
Flash Memory Page = 32 bytes x 64 pages
EEPROM Size = 128 bytes
TAMA:src username$ hidspx -ph -rf
Detected device is ATtiny2313.

Low: 01101111
||||++++-- CKSEL[3:0] システムクロック選択
||++-- SUT[1:0] 起動時間
|+-- CKOUT (0:PD2にシステムクロックを出力)
+-- CKDIV8 クロック分周初期値 (1:1/1, 0:1/8)

High:11-11111
|||||||+-- RSTDISBL (RESETピン 1:有効, 0:無効(PA2))
||||+++-- BODLEVEL[2:0] (111:Off, 110:1.8, 101:2.7, 100:4.3)
|||+-- WDTON (WDT 0:常時ON, 1:通常)
||+-- SPIEN (1:ISP禁止, 0:ISP許可) ※Parallel時のみ
|+-- EESAVE (消去でEEPROMを 1:消去, 0:保持)
+-- DWEN (On-Chipデバッグ 1:無効, 0:有効)

Ext: -------1
+-- SPMEN (SPM命令 1:無効, 0:有効)

Cal: 82 81
TAMA:src username$

知らない人に取っては、意味不明の情報の羅列ですが、mac os X上で、AVRマイコンを識別した瞬間であります。
すんごい苦労した…。もう絶望したくらい。
忘れないうちに備忘録とっておかないとと思い、手始めにこのエントリ。
でも、一晩寝たら忘れそう。

古いWindows2000マシンで、MSXマウスは既に実現させていたのですけどね(人様の作った回路とファームですが)…。
これも貴重な情報だと思うので、後々書きたいと思います。
P/S2マウスじゃなくても、USBマウスでも使えるのですよ!(しかしファームが公開停止に…。自力で作ろうかな・・・いや、できない)

PS2のDualShock2を使ったMSXパッドコントローラーも新規に作成。
シューティングゲームの金字塔「グラディウス2」を楽しんでます。

とりあえず、今日はここまで。
あとは、Xcode上でコンパイル(これは成功)、ライティングさせるだけ!…できるかな。

ラブジョイ彗星撮影 [天文]

アイソン彗星は、つくづく残念でありました。

ラブジョイ彗星も同じ時刻の東の空に見えてるというので、撮影しようとしたのですが、耐えられないほど眠くて断念する事数日。そのうち天気が悪くなり、やっと12日の未明に撮影に成功しました。
2013-12-12-01.JPG
EOS 40D 300mm ISO1600 15秒×16枚コンポジット。自動ガイド。自動レベル補正にトーンカーブ修正、トリミング。千葉県浦安市近辺にて撮影。
薄いですが、尾も写っています。
近くに目立つ星もなく、導入に苦労しましたが、薄明30分前には姿を捕らえられました。

ピクセル等倍では大きすぎたので50%縮小。
2013-12-12-05.JPG

意味もなく反転させてみたり。尾がはっきりするわけではありませんでした。
2013-12-12-06.JPG

流れ星が写りました。多分。下の人工衛星と角度が似てるのがちょっと気になりますが。
2013-12-12-02.JPG
ツイッターで、よく、流れ星を「彗星」と頑に思い込んでいる人がかなり見受けられるのが残念。

人工衛星も写りました。
2013-12-12-03.JPG
シャッターのタイミングで途中写ってません。

これは11月18日、おとめ座の1等星スピカに接近した時のアイソン彗星。
薄明時、月明かり、薄曇りと、条件は最悪でしたが…。
2013-12-12-04.JPG
これが最後に撮影した姿になるとは。残念無念。

アイソン彗星を捕らえた [天文]

16日未明、大彗星になると期待されているアイソン彗星の撮影に成功しました。

ISON20131116-01.jpg
場所は千葉県浦安市近辺。固定撮影。露出10秒。90mm。
前日の雨模様が嘘のように晴れ渡り、空気が透明で、低い高度の星もよく写りました。
星の配置から、アイソン彗星に間違いないです。
パンスターズ彗星は、西の空で、東京都心の濁った空気を通してでしか見られなかったのに対し、東側海方面を見る感じなので、条件は遥かに良かったです。それでも、公害がひどいですが。

午前4時半頃から捜索を開始したのですが、アークトゥルスをスピカと勘違いして撮影してました。iPhoneに仕込んだアストロアーツのアプリ、iStellerでよくよく確認したら、間違いに気づきました。ようやくスピカを捕らえたのが午前5時。空は気持ち白み始めていて、15秒ほどの露光にも耐えられないくらいでした。
スピカに接近していることもあって、ズームレンズの90mm側でもスピカと一緒に写っていて、確認にはそれほど時間がかかりませんでした。カメラの液晶モニタでは、尾が写ってそうに見えたのですが、気がするだけで、写ってませんでした。残念。

300mm付近までズームした物。
ISON20131116-02.jpg
左隣の星が4等級なので、予報通りの5等級のようです。

アストロアーツのサイトは豆にチェックしていて、思ったように明るくならない事にがっかりしていたのですが、急激に増光したとの情報を見て、撮影しようと試みました。
条件がいい事が重なり、意外にあっさりと撮影できました。公害がひどくて露光時間を稼げないのと、固定撮影のため、尾は写ってませんが…。

ちなみに、17日未明は、こんな状態。
ISON20131116-03.jpg
スピカに近づいているので、より見つけやすく。
この日も早起きしたのですが、東方面が雲っぽい感じだったのと、あまりの眠たさに、断念してぐっすりと寝入ってしまいました。

18日未明は、さらにスピカに大接近。晴れの予報なので、今度はポータブル赤道儀での撮影にチャレンジしたいです。パンスターズ彗星と違って、東側が水平線付近まで開けた所に行くには、自転車をこぎこぎしなければならないのが辛い所…。おまけに、ポータブルとは言え、重たい赤道儀。さらには満月と条件が悪化。あきらめて寝ちゃいたい誘惑にかられてしまいます。

まだ太陽に大接近していない段階での見え方に、期待が膨らみます。近日点通過後は、だんだん高度が高くなり、月の影響もなくなるので、期待できます。
長時間明るい姿が見えているわけではないようなので、パンスターズ彗星ほどではありませんが、それなりに難易度が高いかと思われます。

iPhoneをお持ちの方は、アストロアーツのアプリが便利。詳しくは、アストロアーツのサイトを見てください(回し者ではありませんよ)。

入間基地航空祭2013 [航空]

「空飛ぶ広報室」効果で大混雑が予想されたんですが、1年ぶりの航空祭、痛む腰を我慢して行ってきました。無線機を探したり、ゆっくりと朝食をとったりして、最寄り駅に着いたのが午前10時。既に大混雑で、北門からの入場となりました。飛行場地区に到着するまで、40〜50分、到着しても、前に進むことも、後に戻る事もできず、難儀しました。レジャーシート多すぎ…。

U-4多用途機。
2013-11-03-01.JPG
これを撮ってる間は、まだ余裕と思っていたのですが…。

会場にたどり着くのが遅すぎて、見たかったUH-60Jの救難展示が見れませんでした。
2013-11-03-02.JPG
とにかく人ごみがすごいので、万歳して、それでも足りず、つま先立ちして撮りました。

三沢から第3飛行隊のF-2A。
2013-11-03-03.JPG
例年なら、待ってれば前に行けたんですが、とてもそんな状態ではなく、離れたところから万歳撮影。
戦競マーキングを、初めて生で見ました。でも、なんで第3飛行隊…第8飛行隊の黒豹がめちゃくちゃかっこいいのに!と大不満。
ちなみに、ここにたどり着くまで、1時間以上かかりました。

格納庫のT-4展示だけは、例年通り閑散としていて、余裕で見学。
2013-11-03-04.JPG

もう1枚。これは、かなり人が減った時に撮りました。
2013-11-03-05.JPG
中央に、トラベリングポッドを搭載。これが5機ほど、列線を作っていました。

時間は前に戻りますが、F-2にたどり着く前に、CH-47、C-1の展示が行われたので撮影。
2013-11-03-06.JPG
ナレーションの、奇妙にテンションの高いチヌークコールは今年も健在。
チヌーク!チヌーク!オーイエーイ!チヌーク!
慣れました…。

入間基地での見所、パラシュート降下。
2013-11-03-07.JPG
小さな子供が、「人が落ちて死んじゃったー!」と叫んで、周囲の笑いを誘っていたのが印象的。親御さんが、必死にパラシュートの説明をしていました。

ブルーインパルスは、4番機が欠けた状態で開始。
2013-11-03-08.JPG
なぜか今年はピンぼけ写真ばっかりなので、この1枚だけ。
途中、航空機のエリア内侵入(後日、ドクターヘリが入ってきたとの情報あり)があり、15分くらいの中断の後、展示飛行中止。
がっかりです…。まぁ、仕方ない。

スケジュールに書かれたF-15の機動飛行を楽しみにしていたのですが…
2013-11-03-09.JPG
アフターバーナーを轟かせて離陸。
しかし、2機で1パス航過しただけで終わってしまいました。
…。
話が違う…。
エンジンスタートが14時15分。そこから離陸まで30分はかかるだろう、展示飛行など無理。と、うすす感じてはいましたけどね。

F-2Aが、邪気を振り払うかのように、離陸。
2013-11-03-10.JPG

翼を大きく振ってくれたのでありました。ブレてるけど、載せます。
2013-11-03-11.JPG
やるじゃん!第3飛行隊!かっこいい!第3飛行隊!
兜マークは好きになれないけど…。

最後はブルーインパルスの帰投。最前列に出る事ができたので、こんなアングルから撮れました。
2013-11-03-12.JPG

どうやって数えたのか知りませんが、32万人が訪れたとの事。「空飛ぶ広報室」効果で10万人以上呼び寄せてしまうとは…。恐るべし…。この年に、有川浩を知ったのは、この日の前触れだったのかな…。

腰痛が悪化して、とてもじゃないけど立って帰れないので、特急で帰りました。指定席が空いてて良かった!

「空の中」読了 [書籍]

有川浩の「空の中」を読み終わりました。
「やっと読み終わったー」と言うのが、正直な感想。面白かったし満足しましたけどね。500ページ以上の大作なので、疲れました。もっとも、「大人のライトノベル」を自称するだけあって、読みやすかったです。

有川浩という作家を知ったのは、前回のエントリに書いた、「妖精作戦」シリーズをネットで調べていてでした。その中で、よく「レインツリーの国」という本が引き合いに出されるので、試しに読んでみました。それが有川浩初体験。薄い本でしたが、読むのに苦痛を感じてしまいました。
そこでやめることもできたのでしょうが、「レインツリーの国」を探している時、どこの本屋でも有川浩の本が多数平積みになっていて、興味をそそられました。
Amazonで幾つか調べてみて、『航空自衛隊』『UMA(未確認生物)』という奇妙な組み合わせの本書が気になりました。このブログで未確認生物の話はしてませんが、かなり好きなジャンルの話なのです。航空自衛隊は言うに及ばず……。

こういう本がよみたかったんだー、と、喜んだのですが……。
大人側主人公二人に感情移入できず、苦戦。
女パイロットは誰彼構わず喧嘩吹っかけてるし、パイロット以前に、人としてどうなの状態。事故調査員の男は、やたら軽いし、未知なる物体を前にしてもちろちろ異性を気にして、リアリティに乏しい……。
子供側主人公の描写は、非常に細やかで、すっと感情移入できたんですけど。
世界情勢の描き方も非常に荒い。何で東京を核攻撃しようとするのか、発想が飛躍しすぎ。

欠点はありますが、面白かったのは事実。でなきゃ、読了なんかしてないですから。
文庫書き下ろしのパートは、すごくいい話なんですが、完全に蛇足かな……。
有川浩と言えば、「甘だるい恋愛話」が有名らしいですが、本書はそれほど気になりませんでした(大人男主人公には辟易しましたが)。

勢いにまかせて、「海の底」も読み始めました。こちらは海上自衛隊+UMA。
Kindleで読みたかったんですが一冊も電子書籍化されていないのが残念。

ドラマ「空飛ぶ広報室」の原作者も有川浩だったんですね。ドラマは観てませんでしたが、原作本を何と無く見つけていましたし、J-Wing誌でも特集されてましたので、知識としてはあったんですが……。Amazonで改めて見て、「ああ、あの本の作者だったのか」と、今更ながら認識した次第です。


空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: 文庫



「妖精作戦」シリーズ読了 [書籍]

久々の記事です。
3月の彗星観測以来、何もしていませんでした。何かはしてたけど、ブログネタにするにはどうかなと悩み続けて現在に至るという感じです。
どうでもいい近況は置いておいて……。
今回は文章のみ。写真はありません。

笹本祐一の記念すべきデビュー作、「妖精作戦」シリーズ4冊をようやく読み終わりました。
ここ何年も、本を読んだと言えば、コンピュータの技術書ばっかりで、ここは、久しぶりにSFでも読んでみよう!と、ハヤカワのSF文庫を物色していました。「そう言えば、東京創元社なんてあったな。SFもいっぱいあったっけ」と思い出し、東京創元社のコーナーに移動しました。すると、目に飛び込んできたのが、「妖精作戦」シリーズ。
うわー懐かしー!懐かしすぎるー!となりましたよ。でも読めるかな……しかも結末知ってるし。1冊700円オーバーだし……。と、躊躇しましたが、しばらくフィクション慣れしてない自分にはちょうどいいかと思い、結局4冊まとめて買ってしまいました。
自分が「妖精作戦」シリーズに触れたのは、中高生の頃(94年の復刊時ではなく、84年の初版から1、2年後)です。当時、強烈なインパクトを与えてくれた書でもあります。

あらすじは、他に任せます(おいおい)。
簡単に書くと、ある少女が超能力を持ってるがゆえ異星人と戦う超国家組織に連れ去られ、それを奪還せんとする同級生の活躍を描くSFドタバタアクションストーリーです。
……って書いてて、恥ずかしくなってきますな。

早速1作目から読み始めました(初めて読んだ時は、1作目を最後に読んだ)。
しかし、読んでいて赤面してしまいます。何度も読むのを中断しました。これ、本当に読めるかなと不安になりました。当時中高生だったとは言え、よくもまぁ、こんな文章をむさぼるように読んでいたものです。いや、小僧だったから読めたのかな?
その独特なセリフ回しや文体にようやくなんとか馴染んでくると、そのスピード感にぐいぐいと引き込まれ始めました。あの当時と同じように。とにかく勢いがすごい。あまり上手とは言えない文章も、80年代当時のアニメキャラのような形容しがたい台詞も、勢いに任せて振り回してきて圧倒されてしまいます。

勢いに圧倒されながらも、1作目「妖精作戦」読了。大団円で面白かった。読み切った事で、シリーズ全部読む自信が付きました。
2作目「ハレーション・ゴースト」。一番懐かしく、一番読んでて恥ずかしかった(読んでた当時自分が何をしていたか思い出すので……)。
3作目「カーニバル・ナイト」。まさしく起承転結の「転」。印象に残りにくいけど……。
4作目「ラスト・レター」。物語も終焉を迎えます。

「今」という時代になって知ったんですが、「ラスト・レター」は一部で伝説として語り草になっているらしいですね。驚きました。
「ラスト・レター」をいつ読んだのかは、厳密には覚えてないですが(中学卒業前なのか、高校入学後なのか)、あまりの出来事に、「ここまで連れてきて、そりゃないだろー!」となったのを今でも覚えてます。
オヤジと呼ばれる年代になり、知っている結末をこうして読み返しても、気持ちはほとんど変わりませんでした(精神的に進歩がない……?)。記憶が新しく付け加えられた分、やるせなさが大きくなっています。

それまで、アクションコメディタッチで勢いよく進めてきたのに、最後数ページで暗転、突然挟み込まれる「死」。そして、誰一人として幸せになることのない結末。

「このラストがあったから、今も語られる名作になった」と人はいいますが……。名作なんて言われなくてもいいから、大とは言わなくとも団円にして最後まで楽しませてほしかったと、読んでいた当時を振り返ると思います。

さて、この本、今の若い人が読むのかな?読めるのかな?と思ってしまいます。
昔を懐かしがるオヤジ世代に向けての復刊だったのかなと邪推してみたり(表紙は今風ですが……あからさまに萌えっとしてないし)。
現に、面白い!と言ってるのは、ある程度齢を重ねた年代からで、若くなるに従い、「たいしたことない」「これを読まなくても、もっといい本がある」と言ってる気がするんですが、どうなんだろう。
まぁ、微妙に人に勧めづらい本ではありますな。
自分は楽しく読めましたが……(結末以外)。


妖精作戦 (創元SF文庫)

妖精作戦 (創元SF文庫)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2011/08/30
  • メディア: 文庫



ハレーション・ゴースト (妖精作戦 PARTII) (創元SF文庫)

ハレーション・ゴースト (妖精作戦 PARTII) (創元SF文庫)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2011/12/20
  • メディア: 文庫



カーニバル・ナイト (妖精作戦PARTⅢ) (創元SF文庫)

カーニバル・ナイト (妖精作戦PARTⅢ) (創元SF文庫)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2012/03/22
  • メディア: 文庫



ラスト・レター (妖精作戦IV) (創元SF文庫)

ラスト・レター (妖精作戦IV) (創元SF文庫)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2012/11/29
  • メディア: 文庫



パンスターズ彗星・その2 [天文]

パンスターズ彗星観測・・・6日目?
15日は地平線上に雲が多く、見つけることはできませんでした。

16日、きれいに晴れ渡りましたが、地平線付近はガスが立ち込めてて、無理かなと思いましたが、再捕捉に成功。7x50の双眼鏡では見えず、今回もまた、写真での観測になりました。
やっぱり、空気のきれいな所でないと、光り輝く姿は拝めそうにないです。(いつも登っている公園の築山からは、都内を通して、羽田空港や京浜工業地帯を通して見るような格好・・・)

2013-03-16-01.jpg
EOS40D、300mm、固定撮影2.5秒。RAW画像を、ステライメージ6.5にて、ベイヤー配列で現像。ピクセル等倍。
下手にカラーにするより、彗星らしい姿が見えている・・・と思います・・・。色むらにも見えるけど・・・。
せっかくのステライメージ、ぜんぜん使いこなせていません・・・。現像段階で躓いてる始末で・・・。

とりあえず14枚ほど加算平均でコンポジットして、トーンカーブをあれこれいじってみた物。ベイヤー配列のままコンポジットしても意味がないと思われますが、JPEGでやっても無意味だし、ベイヤー配列からカラーにすると、どうしても緑色になってしまうので・・・。
2013-03-16-09.jpg
ちょっとは彗星らしく見えるかな?
やっぱり空気の澄んだ暗いところに行きたい・・・。

撮影中、航空機が通り過ぎました。
2013-03-16-02.jpg
こちらは、ブログの画像アップロードに容量制限があるので、切り抜いた上に、縮小しています。クリックすると別ウィンドウで拡大します。
「C/2011 L4」とスペースを入れるのが正しいようです。面倒くさいのでそのまま。
追記その2。「PanSTARRS」が正しい。手元の本では「STARS」・・・。

なんだかよく分からない画像ですが、見つけてから25分ほど見えていました。空気のいいところなら、双眼鏡でも楽に見えたでしょうね・・・。やっぱり、遠征すれば良かったかな・・・。とはいえ、車を持っていないので、電車で帰ってこられる範囲に限りますが・・・。

月がだんだん木星とおうし座に近づいています。17日~18日は、月・おうし座・木星の競演が見られますが、天気があまりよくならなそう・・・。
2013-03-16-03.JPG
画像はピンボケです・・・。広角時のピント合わせをなんとかしなきゃ・・・。

2013-03-16-05.JPG
まだまだ細い月。でも、これからはパンスターズ彗星観測に影響が出そうです。

地球照。
2013-03-16-04.JPG

ところで、木星を300mmいっぱいで撮影したところ、奴が現れました。
2013-03-16-06.JPG2013-03-16-07.JPG2013-03-16-08.JPG
ちょっと分かりにくいですが、星の動きと逆に動いてやがります。こけもも:さんのご指摘どおり、レンズフレアですね。
ふぅ・・・。まぁ、新天体とは微塵も思ってませんでしたが、あっさり正体が分かって、ちょっとがっかり。

手元に、とある本があります。あえて書名は隠すとして・・・3月16日のパンスターズ彗星の光度予測、-2.7等・・・。予測は難しいとは言うけれど・・・。やっぱり、騒がれると・・・のジンクス通り??

ついに捉えた!かも・・・ [天文]

パンスターズ彗星捜索4日目。
雨の降った14日、今日もだめかもと思いつつ、外に出てみました。
水平線上には雲が・・・。

細い月を双眼鏡で眺めながら、18時前より捜索。
何度か、「あ!」と思うも、双眼鏡内に反射した光でがっかり・・・。

カメラを適当な空域に向けるも、それらしき姿は写らず。

木星が見えてきた・・・。
シリウスも見えてきた・・・。
ベテルギウスも・・・。

と、次々姿を現す星星に焦りを感じることしばし。
レンズを90mmにして、iPhone用のアプリで方角と角度を再確認。
ついに、これか?という姿が・・・。
下手にカメラを動かすと見失いそうだったので、プレビューを見ながら画角中心に持ってきました。

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2013-03-14-01.JPG
RAW6枚加算平均コンポジット。

切り取ってみました。
地上風景を入れたかったので、小さいです・・・。右上に写ってます。
星に合わせてコンポジットしたので、地上がぶれています。
2013-03-14-02.JPG
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300mmに切り替えて、4枚コンポジット。切り取り。
雲を入れたかったので、ちょっと中心から外れてます。
2013-03-14-03.JPG
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10分以上、霞にぼやけて、カメラを動かした拍子に見失うまで見えてましたから、航空機ではないです。
3枚目の画像から、恒星ではないでしょう。

ああ、もどかしい!
もっとはっきり写ってくれたらすっきりするのに・・・。
たぶん、パンスターズ彗星で間違いないかと・・・。
建物との関係が分かったので、明日晴れれば、もっと早く見つけやすくなるかと思います。
でも、双眼鏡での確認はできませんでした。

本日の月。
月との位置関係から見つけられたようなものの、見えてなかったら、今日もだめだったと思います。
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露光を長めにして地球照を撮ってみました。
ゴーストも出ています。
先日掲載した不思議な写真、ゴーストのようにも思えるんですが、月くらい明るくないと出ないんですよね・・・。謎は深まるばかり。

ぜんぜん話題になりませんでしたが、何年か前のホームズ彗星はすごかったな・・・。尾は見えませんでしたが、望遠鏡で見た姿は、宇宙のクラゲ。
長大な尾を引く大彗星が見たいよ・・・。